2011年5月1日日曜日

災害時要援護者を守るには

災害時要援護者とは
高齢者・子ども・障害者・外国人など
災害時に手助けが必要な方のことをいいます。
突然の地震などの災害時に、自カでの避難が難しく
不自由な生活を強いられたりすることが考えられます。
阪神淡路大震災では多くの高齢者が亡くなったり
逃げ遅れた人たちの多くが災害時要援護者でした。
これは地域で一体となって解決していく問題ですね。
地域でできる対策として重要なのは
災害時要援護者の視点に立って
避難所や避難ルートを確認する事です。
また日頃から地域住民どうしで
高齢者、子ども、障害者のいる家庭との
交流を密にしておくことも大切ですね。
避難するときは、一緒に避難するようにしましよう。
さらに防災訓練に一緒に参加するして
お互いに必要な事を考えるような
支援体制を確立することですね。

地震後に津波が発生したら?

東日本大震災ではマグニチュード9の地震が発生しました。
さらに大津波を引き起こし多くの方が犠牲になっています。
では大津波が発生した時に
どういう行動をとればいいのでしょうか?
■地震を感じたらすぐに避難する
津波から身を守るためにはすぐに避難することです。
津波の速さは時速数百kmにもなる場合があるので
津波が見えてから逃げても間に合いません。
■海岸から離れて高い場所へ逃げる
逃げるときは「より遠く」ではなく
「より高い」場所に避難してください。
津波は数百kmで襲ってきます。
高台などへの避難が間に合わないときは
できるだけ頑丈な建物の3階以上に逃げてください。
■油断しない
揺れ方と地震の規模は別物です。
揺れが小さくても津波が来襲する可能性があります。
小さな揺れでも長く続くような場合は避難してください。
■警報や注意報が解除されるまで海辺に近づかない。
津波は2回、3回と繰り返し襲ってくる場合があります。
第1波よりも第2~3波のほうが大きい場合もあります。
とにもかくにも津波の場合には素早い行動が求められます。
興味本位で海岸に近づくのは絶対に止めましょう。

地震後のストレスケア

大地震に予期せずに被災してしまった場合
想像できないほどのショックや恐怖、不安などを
抱えてしまいます。特に子供やお年寄りは
大きな心の傷になってしまいますね。
人によって異なりますが
特定非営利活動法人「埼玉カウンセリングセンター」によると
震災時の心理状態は大きく分けて次のように分けられています。
■急性期(災害発生直後から数日間)
震災の衝撃に圧倒されて、身体や思考や感情などに
影響が現れてきます。心拍数や呼吸回数の増加や
合理的に考えることが出来なくなって
集中力や記憶力も低下します。
またイライラしたり情緒不安になる方もいます。
■反応期(1週間から6週間)
震災によって抑えられていた感情が出てくる時期です。
地震による悲しい出来事が蘇ったり
緊張感やイライラや孤立感が増して
しばしば抑うつ的になります。
■修復期(1ヶ月半から半年)
地震によって混乱した精神面が少しずつ修復され始める時期。
少しずつ気持ちが収まって、日常への関心や将来への見通しに
目を向けていけるようになります。
長い避難所生活や地震によって受けた
強いストレスで精神的にダメージを受ける方が多数います。
メンタルケアの専門家が避難所に駆けつけていますが
まだまだ時間はかかるでしょう。
阪神淡路大震災で心の支えになったものは
「友人」「親類」「配偶者」「子ども」「両親」と
自分に近い人の存在が支えになったという
アンケート結果があります。
やはり人と人の繋がりが大切です。

地震後の犯罪対策

大地震が起こり、避難所生活が始まると
犯罪率がグンとUPします。
善意のボランティアが多数来ますが
どさくさにまぎれて犯罪をもくろむ輩もいます。
阪神淡路大震災では全国の泥棒が集まり
胡散臭い人達がたくさんいました。
当時僕が住んでいた東灘区のマンションに
知らないオッサンがうろうろしてましたから^^;
東日本大震災でも同様に犯罪率がUPしています。
震災後の犯罪対策として1人では行動しないことです。
特に夜の外出は控えましょう。
知らない人間が入り乱れる被災地では
自分の身は自分で守ることが大前提です。
全国から来た犯罪者は死体から物を取ったり
倒壊した家屋から金銭などを盗みにきます。
家に残してきた貴重品などはあらかじめ金庫などに
保管して置くことをオススメします。
各避難所で自警団を結成して
警戒していましたが、警察のような権力は無いので
見回る事ぐらいしかできません。
安易に人影の少ない場所に1人で行くことは止めましょうね。
外国からも謎の集団がたくさん来日しています。
日本の空港に降り立ってから
行方がわからない外国人がたくさんいるようです。

地震後に家族をどう守るか?

大地震に遭遇した時に自分を守るのはもちろん
家族の安全を守ることは大切ですよね。
自分の子供は「自分の命に代えても・・・」と
思う方は多いでしょう。
地震から家族を守るためには事前準備が大切です。
家族分の食料や水の用意や非常持ち出し袋などを
準備しておきましょう。
赤ちゃんがいる家庭は粉ミルクや紙おむつ、
おしり拭きは必需品ですね。
お絵かき帳や色鉛筆、折り紙などのちょっとした
おもちゃも忘れずに。子供のストレスケアに役立ちます。
家屋の耐震補強も大切ですね。
業者による耐震診断は有料ですが
各自治体で補助金がでるので活用してください。
家具の固定もしておきましょう。
地震で家具が倒れて亡くなる方や
怪我をする方もたくさんいます。
ホームセンターなどで倒壊防止のグッズが
売られているので活用しましょう。
地震から家族を守るためには
家族構成に合わせた食料や衛生用品の準備、
また家族でイザというときの行動方法を
決めておきましょう。

地震が収まったらまずやること

地震対策で大切なことは
事前の地震対策も大切ですが
地震後の行動の仕方も大切ですね。
TVや雑誌などで何度も目にしているとは思いますが
もう一度確認しておきましょう。
まずは火を消してガスの元栓を締めましょう。
火事などの2次災害を防ぎましょう。
次にドアを開けましょう。
余震でドアが損傷して開かなくなると
出口が無くなる場合があるので
ドアを開けておきましょう。
窓には近寄らないほうがいいですね。
割れたガラスで怪我をする恐れがあります。
同居している家族の安否を確認しましょう。
またいつでも持ち出せるように
出口に非常持ち出し袋を置いておきます。
外に出る時は底の厚い靴を履きましょう。
瓦礫やガラス片などで足の裏が切れることを防ぎます。
外に出る準備が整ったら家には
近づかないようにしましょう。
余震で家屋が倒壊したり、家具が倒れて
怪我をする2次災害を防ぎます。
もし忘れ物をしても取りにいかないように。
もっと地震が落ち着いてからでも遅くはないと思います。
地震後の行動方法で1番大切なのは
落ち着いて行動することですね。
慌てて行動しても怪我などのトラブルに
巻き込まれるだけです。

地震が発生したら

地震が発生したらどういう行動をとるのか
簡単にまとめてみました。
まず大前提としてとにかく落ち着いて行動しましょう。
地震が発生した直後は家具が倒れてきたり
落下物で怪我をしないようにクッション・座布団などで頭を守りましょう。
机の下に入ることはベストな行動ですが
大震災の場合、そんな余裕はありません。
普段から家具の固定や落下物を排除しておきましょう。
大地震でもすごく揺れるのは長くても1分くらいです。
あわてて外に飛び出す前にガスの元栓や
火の元を確認して火事などの2次災害を
引き起こさないように気をつけてください。
家族の安全を確認してから
全員で避難所へ行きましょう。
くれぐれも家の中には入らないようにしてくださいね。
余震で家が倒れてきたり家具が倒れて
怪我、最悪の場合は亡くなることがあります。
離れて暮らしている家族に連絡をとってみましょう。
携帯電話は使えない場合が多いので
NTTの災害伝言ダイヤル(171)を利用してください。
事前に災害伝言ダイヤルの使い方を
家族で知っておいてくださいね。
家族などの身近な方の存在は非常時にはとても大きなものです。
みんなで力を合わせて行動することはストレスケアにもなります。

防災住宅とは?

東日本大震災の大きな被害は地震はもちろん
大津波が大きな原因です。
亡くなった方の90%は溺死だといわれていますね。
地震によって倒壊した家屋はあまりなかったのですが
大津波によって家屋が倒壊、あるいは流されてしまいました。
では「防災住宅」とはどういうものなんでしょうか?
防災住宅とは建てる場所をどうするかまで踏み込んだ
トータルな対策を施した住宅のことです。
例えば住宅用地を購入したり、分譲住宅を購入したりする際に
その土地の特徴、過去にどんな災害履歴があるのか調べます。
さらに太陽光発電システムなどの家庭用蓄電池を設置して
災害時でもエネルギーの一部を確保できるようにします。
家屋はもちろん耐震性の工事を施すことは必須ですね。
防災住宅の利点は災害に遭遇しても
避難所や仮設住宅などでの生活を避けられることにあります。
東日本大震災・阪神淡路大震災でもそうですが
ライフラインが寸断されて、仕方なく避難所で
過ごしているという方が多いのです。
自宅で過ごせるというのは精神的に
とっても安心できる場所なのです。
家屋の耐震補強をお考えの方は
防災住宅にしてしまうことも考えてみましょう。

家屋内の耐震化

東日本大震災はマグニチュード9.0という
未曾有の大地震でした。
多くの方が亡くなったり、家屋が被害を受けたことの教訓として
どのように家屋の地震対策を施せばいいのか考えてみましょう。
地震などの災害に備える家屋のあり方として
『防災住宅』という考え方があります。
これは地震などの災害後も家屋が維持されることで
少しでも早く通常の暮らしに近い生活を
取り戻せるようにするものです。
大前提として家屋が倒壊しないことですね。
阪神淡路大震災の死亡原因の90%以上は
家屋や家具の倒壊による圧死です。
耐震性の高い家屋を建てることが大切です。
次に家具や備品の転倒や散乱を防ぐことですね。
圧死やケガ、精神的ショックを軽減できます。
家具や備品はしっかり固定しておきましょう。
例えば、本棚などの家具は作り付けにしておくと安心です。
また購入した家具や家電はホームセンターなどで
売っている固定具を活用しましょう。
家具を固定することによって本が散乱していても
片づけも早くすみますし、なにより怪我の確立が
少なくなります。
特に生活再建が早くできることで
精神的なプレッシャーが軽減されることが
大きなメリットですね。
家具の固定は少ないコストで大きな安心が得られるので
是非実行してくださいね。

家屋の耐震化

地震対策として家屋の耐震化は必須ですね。
地震で亡くなる方の90%は崩れてきた
家屋や倒れてきた家具の下敷きになって
亡くなっています。圧死ですね。
東日本大震災や阪神淡路大震災級の地震では
一瞬で家屋が潰れたり、半倒壊するので注意が必要です。
阪神淡路大震災以降、各住宅メーカーから
耐震構造の家が販売されています。
地震の対する研究が進んで地震の衝撃を吸収したり
揺れを分散して倒壊を防ぐ耐震家屋が開発されていますね。
また耐震構造診断もやっているメーカーもあります。
これは有料ですが、行政が補助金を出す地域もあります。
他にも築何年の家なのか、間取り、地盤などを
調べて耐震補強を行うなどした方がベストですね。
耐震補強するとしてもそれなりの費用はかかります。
しかし地震での死因1位の「圧死」を防げる
可能性は高くなります。
信頼できる業者に意見を求め、見積もりだけでも
出してもらうのもいいでしょう。
地震での被害を少しでも減らすことができれば
案外高い買い物ではないかも知れませんね。

家族を守るための地震対策

地震対策は自分を守るだけでなく
家族を守る対策になります。
家屋を耐震構造にするとか
家具を固定したり、非常持ち出し袋を準備したり
いろいろありますね。
また家族に赤ちゃんがいたり
お年寄り、障害者の方がいる場合も
しっかりと家族構成にあわせた対策をしましょう。
■家屋を耐震補強する
■地震保険に加入する
■家具を固定する
■非常持ち出し袋を準備する
■避難ルートを確認する
■避難場所を確認する
■防災訓練に参加する
■防災グッズを準備する
■赤ちゃんがいる場合は紙おむつ・おしり拭き・粉ミルクなどを用意する
■お年寄りが食べやすいおかゆなどの非常食を準備する
などなど・・・。
ざっと挙げてみてもいろいろありますね。
最低3日分の食料は準備しておきましょう。
耐震補強や家具の固定は必須ですね。
地震で亡くなる方の90%は圧死です。
崩れてきた家屋や家具に押しつぶされて
亡くなる方がほとんどなんですね。
自分と大切な家族を守るために
しっかりと準備しておきましょう。

過去の震災から学ぶ

事前に地震対策するときに
大切なのは過去の震災から学ぶことが大切です。
大きな震災としては阪神淡路大震災ですね。
当時の震災の状況や避難所での生活、
不便だったことなどいろいろ学べると思います。
インターネットで検索すると当時の状況や
実際に被災したかたのホームページなどもあるので
チェックしましょう。官公庁のサイトも忘れずに。
過去の震災で被災した方が困ったことや
準備しておけばよかったと思うものを
リストにして準備しておくことは大切ですね。
また実際に避難所での生活を体験した方にしか
わからない事などもあると思うので
体験談をチェックしておくことも大切です。
赤ちゃんの世話や寝たきりのお年寄りはどうするのか、
防犯対策は、メンタルケアは、避難所で急病にかかった場合は、
などなど挙げていけばキリがありませんが
自分の家族構成や生活環境と照らし合わせながら
チェックしてくださいね。
▽神戸新聞WEBサイト
http://www.kobe-np.co.jp/sinsai/index.shtml

貴重品をどう守るのか?

家屋が倒れるような大きな地震が起こった場合
貴重品はどう守ればよいのでしょうか?
「貴重品は地震が治まってから取りにいくよ」
と言う方がいるんですがはっきり言って甘いです。
まず家屋がぐちゃぐちゃに潰れた状態を想像してください。
家具が散乱して複雑に重なり合っている中を
取りに行くのは無理ですよね。
また家の中にいるときに余震で出れなくいなったり
最悪、圧死してしまう場合もあります。
さらに火事が近くまで迫っている時に取りにはいけません。
潰れかけの家屋に侵入するのは自殺行為です。
絶対にやってはいけません。
貴重品対策として一番いいのは
玄関の下駄箱の中などに保管しましょう。
家の奥の部屋に保管してしまうと
取りにいけなくなる可能性が高いです。
玄関は無用心なイメージがありますが
以外に頑丈に作られていますし、外からのアクセスも
近いですしね。
とにかく取り出しやすい場所に保管しましょうね。

地震対策で衛生用品はどうする?

避難所での衛生対策は大切です。
不特定多数の方が集まり、その中には
風邪をひいた方もいます。
真夏に何日間もお風呂に入れないなど
衛生的にはよろしくない環境ですね。
そこで地震対策として衛生用品を準備しておきましょう。
ウエットティッシュやティッシュなどは必需品ですね。
赤ちゃんがいる家庭は紙おむつはもちろん
おしり拭きは必需品ですね。
女性の場合はナプキンなどの生理用品も
用意しておきましょう。
他にはマスクも必要ですね。
風邪などの病気予防になるので
みんなで感染を防ぐために準備しておきましょう。
水のいらないシャンプーもあるといいですね。
水が使えず、お風呂も入れない環境には
あるとうれしいですね。
お年寄りなど避難所での病気で
急に亡くなることがあります。
衛生管理は気をつけすぎることは無いので
しっかりと準備しておきましょうね。

地震対策で食料はどうする?

大きな地震が起きると水・電気・ガスなどの
ライフラインが止まる恐れがあります。
ライフラインが止まるとまず困るのは水や食料ですね。
配給もすぐに始まらないことも多々あるので
自分で水と食料の準備をしておきましょう。
長期保存(5~10年)出来るな水や非常食などが便利です。
水なしで食べられるお米や食料など
インターネットなどでも震災用の非常食が
購入できるのでチェックしておきましょう。
最近ではミリメシが注目されていますね。
ミリメシとは自衛隊などが戦地でも食べられるように
缶詰などに詰め込んだ食料のことです。
長期保存が可能ですぐに食べられるのが魅力。
缶詰を準備する際には缶切りを忘れずに。
また重要なのが水ですね。
水は1日に大人1人約3リットルが目安です。
お年寄りや赤ちゃんなどがいる家族は
お年寄りでも食べやすいレトルトのおかゆや
チョコレートなど、赤ちゃんのミルクや離乳食などを
一緒に入れておきましょう。

地震の情報を常にチェックできるようにしよう

大きな地震が起こった後には余震が続きます。
阪神淡路大震災でも何日間にもわたって
震度3~4くらいの余震が断続的にありましたね。
東日本大震災ではもっとひどく
震度6くらいの余震が続いています。
また東北から関東にかけて起こっていますね。
この余震が曲者なので地震の情報は
常にチェックしておきましょう。
大きな地震が収まると安心して
倒壊した家や崩れそうな建物に入る方がいるんですね。
しかしこれが危険です。
探し物をしていたときに余震が来て
建物に押しつぶされて亡くなった方もいます。
他にも地震によって被災した方の安否情報や
被災地の状況、救援物資がどこまできているか
復興作業の進行状況、仮設住宅の情報など
いろいろ大切な情報がありますね。
非常用の携帯ラジオは必須です。
テレビやパソコンなどは電源がなければ使えません。
携帯電話は電波が届かない可能性があります。
しかし自分で発電できる非常用ラジオなら
そんな心配も無用ですね。
非常時ほど情報は必要で自分の身を守るための
大切なものになりますね。

赤ちゃんがいる家庭の地震対策

各家庭の地震対策は家族構成で変わってきます。
特に赤ちゃんや小さな子供がいる家庭の
避難所生活は苦労が絶えないでしょう。
馴れない集団生活と震災を受けた心労のなかで
赤ちゃんは免疫力が弱いので病気の心配や
赤ちゃんの泣き声が迷惑にならないか
気にしたり苦労が絶えません。
赤ちゃんの為に十分な準備をしておきましょうね。
赤ちゃんの必需品の粉ミルクや離乳食、紙オムツなど
防災グッズに入れておく必要があります。
また避難所生活では不衛生になりがち。
清潔を保つための清浄綿やお尻拭きなども忘れずに用意しておきましょう。
さらに忘れてはいけないのが母子健康手帳ですね。
他にはスリングや粉ジュース、おしゃぶりなども
準備しておくと安心ですね。
赤ちゃんと一緒の避難所生活は予想外のことが起こります。
しっかりと事前に準備をしておきましょうね。

地震対策にラジオは必需品

家屋が倒壊するような地震が発生して
避難所生活する場合はラジオは必需品です。
またやむ得ぬ事情で避難できない方にとっては
情報がラジオのみになってしまうことがあるので
注意が必要です。
テレビやインターネットが使えない状況になると
情報を得る手段が限られてきます。
また電気が遮断されると手動で動く
ラジオが唯一の手段になりますね。
地震や余震の状況、避難所の状況、
救援物資がどこまで届いているのか、
医療チームはいるのか、
仮設住宅の建設は始まっているのか、
コンビニなどの生活必需品が手に入る店は
再開しているのか・・・などなど。
他にもその時の状況によって欲しい情報が変わってきます。
東日本大震災でも防災ラジオが配られました。
これはかなり高機能で本体は防滴仕様で
少量の雨や水しぶきの中でも非常時のラジオ放送も
しっかり受信できます。
また携帯電話も充電できて、高性能のLEDライトつき。
7000円くらいの高性能防災ラジオです。
ソニーがこれを3万台寄付しました。
ありがたいですね。
また楽天や町の電気屋さんでも防災ラジオを購入できます。
4000円くらいから購入できるので
一家に1台は準備しておきましょう。

自分なりのマニュアルを作成しよう

地震対策のマニュアルはたくさんあります。
「火を消そう」
「ガスの元栓を締めよう」
「窓は開けておこう」
などなどいろいろありますが
各自治体が公表している行動マニュアルは
最低限のことを記していて
すべてが自分に当てはまらない場合が多いのです。
例えば家の状態を考えてみただけでも
「築10年以上の家」
「新築の家」
「木造の家」
「鉄筋や軽量鉄骨の家」
「耐震措置を計算して作られた家」
などなど。
家の状態1つとっても変わってくるんですね。
築10年以上の家屋と耐震構造の家屋では
家の構造も違うし、行動の仕方も違います。
例えば激しい地震に襲われた時には
「テーブルや机の下に身を隠しましょう」と
よく言われますが古い家では身を隠すよりも
家屋が倒壊する恐れがあるので
事前に安全を確認した出口からすぐ逃げるべきです。
耐震構造の家屋では正解ですが。
まずは自分の環境を確認しておきましょう。
家族構成や家屋の状態、非常持ち出し袋など
各世帯で変わってきます。
その上でオリジナルのマニュアルを作成しましょう。

地震発生前に盗難対策をしよう

地震対策には非常持ち出し袋や
防災グッズの準備、地震保険や
家具を固定するなどの対策はとると思いますが
盗難対策などの犯罪に対する準備はしていますか?
阪神淡路大震災では犯罪が多発し
今回の東日本大震災でも治安が悪くなっていますね。
もし家屋が倒壊するような大震災が
起こったときに貴重品を守る金庫は必要ですね。
それも持ち運びできる金庫と
ドンっと置いておく持ち運びできない金庫の
2種類に分けて保管しておきましょう。
避難所に持っていく貴重品と
残しておく貴重品を残しておくほうが無難です。
被災地には全国の泥棒が集まります。
これは冗談抜きにです。
実際に僕のマンションにも知らないおっさんが
たくさんウロウロしていましたから。
ドサクサにまぎれて死体から物を盗んだり
被災者から盗んだり・・・。
自分の身や大切なものは
自分で守ることは必要最低限ですね。
大切なものは金庫に保管する習慣をつけておきましょう。

防災グッズを準備する

地震対策で準備するものといえば防災グッズですね。
阪神淡路大震災を経験して
実際に必要だったものを挙げてみます。
■携帯電話充電ダイナモ多機能ライト
電源や電池が不要の手動発電式がベストです。
球切れの心配がないLEDライトで携帯電話に簡単充電出来ます。
■災害備蓄用5年保存水
5年間の長期保存が可能な水で赤ちゃんも飲めます。
■非常用5年保存食
5年間の長期保存可能な非常食です。
■非常用簡易トイレ
仮設トイレが設置されるまで非常用に。
■アルミブランケット
冬期は防寒、夏期は防暑対策に。
■アルコール除菌ジェル
衛生対策に必ず重宝します。
小さな子供がいる家庭は必需品ですね。
■エアーまくら・アイマスク・耳栓
避難所で眠る時に必要です。
水や食料は1日~2日経てば緊急物資として
運ばれてきますがトイレはなかなかです。
避難所が体育館などのしっかりとした
建物ならばまだいいですが
僕のように真冬にグラウンドという場合もあります^^;
トイレがあったとしても断水している場合もあるので
簡易トイレや除菌グッズは必ず準備しましょう。
多機能なラジオも準備しましょうね。
情報が全てになりますから。

非常持ち出し袋を準備しよう

地震対策で事前準備するものといえば
非常持ち出し袋ですね。
この東日本大震災であわてて準備した方も
多いのではないでしょうか?
警察や消防によると非常持ち出し袋の重さの目安は
男性が15キロ、女性が10キロと言われています。
しかし僕はこの15キロ、10キロという重さにの
規定はあまり意味がないと思っています。
例えば乳児がいる家庭は紙おむつや粉ミルク、水、
ウェットティッシュなどが必要になります。
お年寄りがいる家庭の場合は薬やメガネなどが
必要ですよね。
家庭の構成によって非常持ち出し袋の中身が
変わってくるので重さを決めるなんてナンセンスですね。
また水は必ず必要で、また重量があるので
15キロなんてすぐです^^;
非常持ち出し袋に準備するのを忘れがちで
便利なものを挙げてみました。
■寝室などからの脱出用の靴、スリッパ
■薬
■水のいらないシャンプー
■笛
■雨がっぱ
■公衆電話用の10円玉
■ガムテープ
■簡易トイレ
以上は忘れがちなものですね。
特に水のいらないシャンプーは重宝しました。
家族構成によって準備するものを決めて
半年ごとに中身を確認しましょうね。

避難所までのルートを確認する

避難所までのルートを把握していますか?
避難所は把握したからOKではありません。
むしろ避難所までのルートが大切です。
できれば最短距離がいいのですが
周りにどんな建物があるか確認してください。
避難ルートに古い建物があったり
崩れそうな壁がある道は避けたほうが無難です。
地震で避難している最中に
崩れてきた建物や壁で怪我をする可能性がありますから。
阪神淡路大震災では1階部分が完全に押しつぶされて
斜めに傾いたビルやグラグラ動いている
家屋がたくさんありました。
皆さんも高速道路が横倒しになっている
映像をご存知だと思います。
神戸の三宮の10階建てくらいのビルが
斜めに傾いていて、10日後くらいに
崩れた例もあります。
地震後は何が起こるかわかりません。
十分に安全確認をしておきましょう。
家族で避難所までのルートを決めておくことは大切ですね。

避難所の場所を確認する

家屋が倒壊するような地震に遭遇した時に
お世話になるのが避難所です。
事前に避難所の場所を把握することはとても大切です。
赤ちゃんやお年寄りがいる家庭は
スムーズに避難することが大切ですし
もし家族と離れ離れになっても
事前にいくつかの避難所をお互いに
確認しておくと、イザというときの所在確認が
スムーズになりますね。
また寒い冬や逆に暑い夏などは
長時間、外にいると体調を崩してしまいます。
特に夏場は水分を摂らずに直射日光をあびると
最悪の場合、生命の危機に関わってきますね。
避難所には多くの方がいます。
地域の顔見知りの方がいるだけで
安心できますし、お互いに助け合うことで
大変な避難生活も少し楽になるでしょう。
家族全員が避難所を把握しておくことで
余震による被害や炎天下による体調不良などの
地震の2次災害を防ぐことができます。

地震に対する予備知識

地震対策を行う上で「地震」について
知ることはとても大切です。
地震のメカニズムというよりも
地震の発生前と発生後の行動方法を
予備知識として知っておきましょう。
マグニチュードの意味や震度の定義などの
マニアックな知識は必要ありませんが
地震が発生した時の行動方法や
事前に準備するもの、避難場所、地震における
死亡原因などは知っておきたいですね。
~知っておきたい予備知識~
■自分の家は耐震構造になっているのか
■築何年の家に住んでいるのか
■家具は固定されているのか
■津波の心配はないのか
■崖崩れの心配はないのか
■避難場所までのルート
■避難所の場所
■事前に準備する食料
■事前に準備する防災グッズ
■地震保険とはなにか
■防災訓練があるかどうか
■東日本大地震の被災者の声を知る
■阪神淡路大震災の被災者の声を知る
特に震災に被災した方のリアルな声は特に重要ですね。
本当に必要な物や行動の仕方が分かっています。
地震を知る事とは自分の行動方法を知るということですね。

地震対策の「減災」とは?

『減災』という言葉を知っていますか?
東北大震災が発生して注目されている言葉ですね。
減災とは自然災害や人為的災害が発生した時に
それ以上の被害をできるだけ小さくしようとすることです。
どのように非難して救援・支援を行うか
また復旧後どのように立て直していくか
災害の発生前と発生後の防災をトータルで考え
極力被害を小さく抑えることを目的にしています。
また国の諸機関、都道府県、市町村、ライフライン事業者、
地域住民が必要とする減災情報を、防災担当機関や
地域住民に素早く適切に伝達され、共有されるように
開発されています。
『減災』と『防災』の基本概念は違うんですね。
『防災』は事前に災害を予測して
被害を抑える準備をすること。
『減災』はどんな事前準備をしても
被害は生まれるという考え方を前提に
災害時に限られた予算や資源を集中的にかけることで
結果的に被害を最小限に抑えるという発想です。
▼参考:内閣府のホームページ
http://www.bousai.go.jp/km/gst/index.html

阪神淡路大震災を体験して感じたこと

僕は阪神淡路大震災を経験しています。
当時は東灘区に住んでいて
震災直後は近くの中学校のグラウンドに
避難していました。
季節は冬真っ只中の1月。
とっても寒かったですね。
僕が感じたことは絶対にラジオは必要です。
テレビや電話は使えないのでラジオの情報が
必要不可欠なんですね。
■必要物資がどこまで来ているか
■明日の天気は
■自分を探している人はいないか
■亡くなった方はいないか
など全ての情報はラジオで聞いていました。
また普段の地域住民との交流も大切です。
避難所生活はみんな不安です。
顔見知りの方がいるだけで安心出来るんですね。
さらに防犯対策にもなります。
震災後の混乱のドサクサにまぎれて
いろんな犯罪が起こるんですね。
窃盗や暴行事件、詐欺など・・・。
悲しい現実ですが確実に起こります。
しかし地域住民で団結していれば
犯罪が起こる確率は確実に減少します。
ずべては情報と人との繋がりがあれば
何とかなります。
これは僕の考え方ですが・・・。

地震対策はなぜ必要なのか?

地震に限らず自然災害に対する準備は必要です。
ではなぜ対策を立てることが必要なのでしょうか?
まず地震対策を立てることで『心構え』が出来ます。
地震をイメージすることで地震発生時の行動や
事前に準備する非常持ち出し袋の中身、
避難ルート、避難所の場所、赤ちゃんやお年寄りを
いかに非難させるかなど様々なシチュエーションが浮かび
地震に対する免疫と心の余裕が出来るんですね。
人間はイメージできている事には
少なからず対処できますが
まったく予想外のことにはものすごく弱いんですね。
また事前に準備をしておくことで
大きな地震に被災した場合、避難所での生活も安心です。
避難所に届く緊急物資は早くて1日くらいで
届きますが、交通網によっては
なかなか届かない場合もあります。
そのような時に非常食が役立つのはもちろん
赤ちゃんやお年寄りがいる家庭は必需品になるでしょう。
全てのことにおいて段取りが大切です。
地震対策もしっかりと見直しましょう。

はじめに

2011年 午後2時46分ごろ
東日本大震災が起こりました。
マグニチュード9の地震と大津波で
被災された方、残念ながら亡くなられた方に
心からお見舞い申し上げます。
僕も阪神・淡路大震災を経験した人間です。
今まで自分なりに震災に対する準備や
心構えをしてきました。
今、インターネットで検索されているものは
東日本大地震のことはもちろん、
震災に対する準備や実際に震災が起こった時に
どう行動すればいいのかということではないでしょうか?
そこで僕が思う震災前の準備や心構えなど
実際に震災を体験した人間としてまとめました。
少しでもお役に立てれば幸いです。